「BTS」のデビュー11周年記念イベント「2024 FESTA」に世界中からファン集結 …ソウルが紫色に染まる
グループ「BTS (防弾少年団)」のデビュー11周年記念イベント「2024 FESTA」が開かれた13日、ソウル・ソンパ(松坡)区ソウル総合運動場一帯が紫色に染まった。
世界各地から集まった「BTS」のファンダム「ARMY」が、紫の衣装やアイテムなどを着用し一堂に集まった。フェスタを楽しむために飛行機に乗って韓国を訪れた日本人ファン、休暇をとって当日の朝、釜山からKTX(韓国高速鉄道
)に乗ってきた会社員、子供と一緒に訪れた親子ファンまで、様々なファンの姿が見られた。
行事が行われるソウル総合運動場の近くに位置する地下鉄2・9号線の総合運動場駅には、電車が到着するたびに紫色の人だかりにあふれ、存在感を誇示した。イベント場周辺のフェンスには紫色の線が長く伸び、終わりが見えないほどだった。紫は「BTS」のファンダム「ARMY」を象徴するカラーだ。ファンたちは紫色のファッションアイテムを着用し、自身が「ARMY」であることを表現した。肌の色、言語、国籍は違うが、“紫”を着た瞬間、みんな誇らしい「ARMY」だ。
「ARMY」という一つの名前で結ばれたファンたちは、互いの国籍や名前を聞きながらすぐに友達になった。アメリカから来たある姉妹は、列の後ろに立っていたフランスのファンと仲良くなり、JINが頻繁に訪れるという焼肉屋に今夜一緒に行く予定だと話した。そして「4泊5日の日程で韓国に来たが、ほとんどの日程を共にすることにした」とし、「話す言語は違うが、『BTS』の話をしながらすぐに親しくなった」と誇らしく話した。
30度を超える初夏の暑さの中で熱い日差しも降り注いだが、ファンの顔には笑顔が溢れていた。シンガポールから来たファンの紫色のヒジャブも汗に濡れていた。暑くないかという質問に彼女は「『BTS』がデビューした時から好きだった」とし「デビュー11周年を祝うために韓国まで来たが、暑さは重要ではない」と燦爛な笑顔を見せた。また別のファンも「『BTS』と『ARMY』はベストフレンド」とし「私たちは11周年になった」と流暢な韓国語で誇らしそうに話した。
成熟したファンダム文化を誇る「ARMY」らしく、秩序正しい姿も注目を集めた。この日のイベント場の周辺には、数千、数万人のファンが集まりかなり混雑した状況だったが、並びながら自分の順番を待つ姿が印象的だった。釜山から来たという30代の女性は「秩序と言えば『ARMY』」とし、「フェスタが無事終わるように秩序を守って行事を楽しむ」と約束した。
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